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Google Cloud のスポンサーにより、CyberGreen Institute がサイバー公衆衛生のさらなる発展を目指す

※この投稿は米国時間 2023 年 11 月 7 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

1970 年代から、被害を与えるために設計されたソフトウェアは「ウイルス」と呼ばれ、ハッカーは一部で「インターネットの免疫系」と称されていました。サイバーセキュリティを医療用語になぞらえるたとえには限りがあるものの、数十年にわたってサイバーセキュリティとヘルスケア分野の類似性とその重要性が高まっています。

サイバー公衆衛生は、公衆衛生の発展から学んだ教訓をサイバーセキュリティに適用することで、一般公開データに基づく調査、集団思考、予防策において幅広く普及している手法と実践により変革を遂げることができます。

こうした取り組みを支援するため、Google Cloud はサイバー公衆衛生分野の発展において中心を担う組織である CyberGreen Institute の公式スポンサーとなっています。

CyberGreen Institute は世界的に認められた非営利団体で、サイバー公衆衛生の科学を確立するための研究を行っています。同社のこの分野における先駆的な活動は高い評価を受けており、Google Cloud とのスポンサーシップがこの取り組みの正当性をさらに裏付けます。

今回のコラボレーションが主に焦点を当てるのは、専門家を支援することによるサイバー公衆衛生の状況改善です。リスク要因とサイバー脅威の関連性を体系的にテストすることで介入の効果を測定して比較し、ローカルおよびシステムの両方のリスクを削減する予防策を採用して、より安全で復元力のあるインターネットの実現を目指します。

共通のシステミック リスクを低減するだけでなく、サイバー公衆衛生のアプローチは企業のセキュリティ チームに直接利益をもたらします。公衆衛生モデルから学んだ主な教訓は、個人ユーザーや企業にとって、直面するリスクのうち管理できるのはわずかな部分しかないと言うことです。

たとえば、DNS やルーティング、その他のインターネット インフラストラクチャの要素の欠陥を特定して対処するには、国外とも連携した作業が必要です。さらに、サイバー公衆衛生の研究を通して開発されたデータと分析技術なら、企業のセキュリティ チームは既存の手法を評価し、代替手法をテストして、将来の脅威をより正確に予測できます。

サイバー公衆衛生の科学を確立するには、重大な課題を克服しなければなりません。最大の課題は、インターネットの健康状態についての重要な動態統計情報からデータを収集して分析することです。

CyberGreen は、この課題に対処するため、2 本柱に沿ったアプローチを取っています。1 本目の柱として「Internet Infrastructure Health Metrics Framework(インターネット インフラストラクチャの健全性指標フレームワーク)」などの、「概念実証」データの収集および測定を個別に行うプロジェクトに取り組んでいます。2 本目の柱は、重要なデータセットを活用した、主要データの収集と報告に関する基準を確立するための提案を目的とする専門家、ビジネス リーダー、政策立案者のグローバル コミュニティの集結です。

CyberGreen の専門知識と、Google Cloud の広範な分析能力によるサイバー公衆衛生の調査を組み合わせることで、このパートナーシップはサイバー動態統計に関連する「人口」、「死亡」、「病気」などの用語を確認して定義することを目指します。最終的には、これがサイバー環境において増大する課題に対処できる貴重なインサイトを見つけて革新的なソリューションを開発し、予防型セキュリティ管理の有効性への理解を広めるのに役立ちます。

「デジタル環境は広大かつ複雑なため、デジタルヘルスと損害の包括的なタクソノミーとオントロジーを開発するための正確なインターネット測定技法など、作業を進めるなかで多くの課題が浮き彫りになるでしょう。しかし、難題に取り組むことは科学の醍醐味のひとつです。コミュニティに目を向けて、フィードバックとアイデアも募っていきます」と、CyberGreen Institute のリード サイエンティストである Adam Shostack 氏は語ります。

スポンサーシップの責任の一環として、Google Cloud と CyberGreen はワークショップを開催し、学界、業界、政府からの関係者をつなぎます。このワークショップは、知識交換、コラボレーション、そしてサイバー公衆衛生分野での新しいアイデア探求のプラットフォームになる予定です。学際的アプローチを育成することにより、イノベーションを促進し、サイバー レジリエンスの未来を形作ることがワークショップの目的です。

「サイバー公衆衛生を促進するというミッションを掲げる CyberGreen Institute と連携できることを嬉しく思います」と Google Cloud の CISO オフィスでディレクターを務める Taylor Lehmann は言います。「両者のリソースと専門知識を組み合わせて、サイバーリスクによる複雑な課題を理解して対処するためにベストを尽くします。このスポンサーシップは、あらゆる人々にとってより安全かつ安心なインターネット エコシステムを進展させるための取り組みを反映しています。」

「このタスクの重要性と複雑さを認識し、共同研究のための土台を築いています。当社のチームは研究の未来を切り開くことを目指しており、最終的には、疫学や公衆衛生などの従来の科学と同じように、情報に裏打ちされ、堅牢かつ復元力のあるレベルまでサイバーセキュリティを高めるよう努めています」と、CyberGreen Institute の創設者である伊藤友里恵氏は述べています。「Google Cloud は、引き続きインターネット環境のイノベーションの最前線に立ち続けます。この Google Cloud とのパートナーシップ提携により、誰にとっても安全で復元力のあるインターネットのエコシステムを築いていくのを楽しみにしています。」

Google Cloud、CISO オフィス、セキュリティ アドバイザー Bill Reid

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